想いは届く・・・?

パリオリンピックが終わり、お盆も終わり、明日から日常に戻る方が多いと思います。

パリオリンピック面白かったですね!! ”日本からも想いを届けてください”の掛け声のもと、いっぱい応援しました。

そして、毎年お盆が来ると、亡くなった人たちへの想いや、亡くなった人たちからの想いに自然とアンテナが立ちます。

”想い”って届くのでしょうか?

10年以上前に古本屋さんでたまたま見つけた本があります。「洞察力」(中山正和著 PHP文庫)、初版1988年の古い本ですが、当時、この本にはまりました。大脳生理学、仏教、哲学・・・様々な分野からアプローチをしてくるこの本は、私にとって驚きの連続でした。

はまった理由には直接的な訳がありました。当時、テレビで「安堂ロイド」というキムタク主演のドラマがあり、100年後の未来から現代へ送り込まれたアンドロイドと現代社会や人間との超科学的・物理的なストーリーで、難しい内容なのですが上手な演出でドラマ仕立てされていました。

このストーリーと上述の本の内容が私にはリンクしているように感じたのです。おそらくこのドラマの脚本家はこの本のファンなのではと思うほどでした。

”想いは時空を超える”

このドラマの2年ほど前に東日本大震災が起き多くの人が亡くなりました。その後現在に至るまでにもいくつもの自然災害が起き、今後も予断を許さない状況です。日本は本当に災害列島ですね。日本に限らず世界規模での温暖化をはじめとする異常気象も心配です。

ひとは必ずいつか死を迎えます。個人的には”あの世”があるとは思っていませんが、死んでからも”想い”は残っていてそれは何かの折に時空を超えて届けたい人に届くように感じます。

今年のお盆、この本を読みなおそうと思い引っ張り出しました。でも難しくてまだまだ読めていません。

ちなみに、娘の家の猫次男の名前は、当時のこのドラマから「ロイド」と付けました。ふだんは”ロイ”とか”ロイちゃん”と呼んでいます。力強く頼もしい猫ちゃんを期待したのですが、意に反し気が小さめの怖がりの性格のようです。まっ、それも愛おしいのですが・・・。

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