労働保険の年度更新申告や社会保険の算定基礎届がある今の時期、事業所の皆様は慌ただしく作業されていることと思います。弊所でもお客様のこれらの代行申請で毎年のことながらバタバタし、ここ数日やっと一段落したところです。この時期に他の作業依頼が重なるとヘタをすると頭がフリーズぎりぎりのところに追い込まれます。
そうそう、先日、e-gov(電子申請)のアクセスが集中したせいか繋がらない時間帯に当たりましたが、18:00を過ぎるころからボチボチ通常の速さに戻りました。ネット社会は便利な反面、それに慣れてしまうとイラつくことも多くなります。
つい昨日はauの接続トラブルがあり、やっと今日ほぼ復旧したとのこと・・・ニュースでは公衆電話を使っている方たちの様子を流していました。ちなみに、私の年代は公衆電話あるあるの時代です。
国政選挙が近づいていますが、問題山積の近年ですね。いろいろありますが、国難ともいえる少子化問題は深刻でしょう。日本はこの先も少子化社会であり続けるであろうという前提で対応策を考えたほうがいいように思います。
少子化が及ぼす影響は、即ち国力の低下に直結しますが、私の仕事に関係することで言えばもちろん年金制度でしょう。今までも今現在も国はいくつかの制度変更で対応策をとっていますが、どれも一定の効果は見込めるとは思いつつ、果たして将来にわたり老いも若きも憲法に保障される健やかな生活を送ることができるかというと甚だ不安な気持ちになります。
この30年間、賃金は上がらず、非正規雇用者の解消もままならず、結果、所得格差は拡大し一握りの富裕層のトピックなニュースを聞かされることにも飽き飽きしてしまいました。今の年金制度そのものを抜本的に変える時期に来ているのかもしれません。
でも、それ以前に税金の無駄遣いにメスは入っているのでしょうか?最近報道された税金に関係する各種ニュース、”誤入金”やら”助成金不正受給”やら”職員による使い込み”やら、何やら耳を疑いたくなる報道ですが、実際に起きていることです。
日々、真面目に生きているつもりの我々とはまるで別世界の出来事です。よく言う「お天道さまが見ている」とか「悪いことをすると地獄に落ちる」とか、果たして「天国」とか「地獄」ってあるのかしら?
わかりませんね。死んでみないとわかりません。とりあえず、今を生きていくしかありませんね。まずは、皆さん、選挙へ行きましょうか。