表題助成金の中の「65歳超継続雇用促進コース」の支給額が今年4月の改定で爆上がりしました。
この助成金(コース)は、就業規則等で定年年齢の引上等を実施した場合に対象になります。以前からありましたが、昔々では「定年引上げ等奨励金」の名前だった当時は単発で100万円前後の助成額でしたが、その後、この「65歳超雇用推進助成金」に衣替えして支給額も20万円前後まで下がりました。
この度の改定では、また100万円前後となっています(引上げ等の内容による)。その理由は、前回の当ブログ記事で高齢法の改正について書きましたが、企業に70歳以上の雇用確保義務が導入されたことによります。
この爆上がりの金額、おそらく来年(R4)の3月末までかと思います。来年4月の改定できっと下がると思います(過去の例からの推測です)。
詳細は、標題タイトルで検索してご確認ください。要件の中で最も大事な点は、1年以上雇用している60歳以上の雇用保険被保険者が1人以上在籍していることです。これが前提条件です。他の細かな要件がありますが、まずは、前述被保険者がいて定年引上げ等の検討余地がある事業者様は、なるべく早めに調べてみて下さい。
もちろん、弊所での申請代行も可能です。